東京都の西側に位置する八王子市。戦国時代、後北条氏と徳川氏より軍事拠点として位置付けられたことをきっかけに城下町となり、江戸時代には宿場町「八王子宿」として栄えた街です。
昔は絹織物産業や養蚕業が盛んだったため、「桑の都」という美しい別称があります。現在は多摩地区の中心地として、行政や商業施設が集中する都市へと発展を遂げました。
八王子駅周辺は再開発され、オフィスビルや商業施設の立ち並んでいますが、郊外に行けば豊かな自然が多く残っています。今回は、歴史と自然を感じることのできる、八王子の人気観光スポットをご紹介します!
高尾山
都心から日帰りで登山ができる山、高尾山。軽装で登れる初級者コースから、本格的な山道の上級者向けコースまで、多くの人が登山を楽しめる山です。
紅葉シーズンの11月頃は特に人気で、海外からの旅行客も多くみられます。体力に自信のない人でも、ロープウェイを使って山頂まで行くことができるので安心です。
ふもとには高尾名物の蕎麦や、登山の疲れを癒せる温泉施設もあります。都会の喧騒を忘れて、大自然の中で羽を伸ばしたい人にはおすすめのスポットです!
■住所:東京都八王子市高尾町
八王子城跡
八王子城は北条氏照によって築かれた関東屈指の名城です。氏照は、小田原に拠点を置いていた後北条氏の三代目、氏康の三男にあたります。
この八王子城は、戦国の山城として当時の状態をきれいに保っています。その保存状態は、日本城郭協会から日本100名城に選定されるほど。
戦国から江戸にかけての八王子の発展を感じることのできる歴史スポットです。ボランティアガイドの方からいろいろな情報を聞きながら巡るのがおすすめ。
■住所:東京都八王子市元八王子町3-2715-2
■ガイド時間:9:00~16:00(受付は9:00~15:00まで)
※12月29日~1月3日は除く(その他、悪天候時などに活動を休止する場合あり)
※散策はいつでもできます
■電話:042-620-7265
■アクセス:JR高尾駅北口1番バスのりばより、西東京バス「高尾の森わくわくビレッジ」「宝生寺団地」「恩方ターミナル」「大久保」「大久保・陣馬高原下」「グリーンタウン高尾」「美山町」行きで、バス停「霊園前・八王子城跡入口」下車、徒歩約15分
※土曜日・日曜日・祝日のみ、JR高尾駅北口1番バスのりばより、「八王子城跡」行を運行
夕やけ小やけふれあいの里
大自然の中で、山里の生活を体験することができる夕やけ小やけふれあいの里。川遊びや釣りなどのアクティビティを楽しめます。
ここの名前にもなっている童謡「夕焼小焼」の作詞を手掛けた中村雨紅の資料館や、写真家の前田真三の作品を展示したギャラリーも併設しています。
また、宿泊施設やキャンプ場も完備されているので、山と川に囲まれて自然を感じたいという人に人気のレジャースポットとなっています。
■住所:東京都八王子市上恩方町2030
■営業時間:9:00~16:30 (4月~10月)、9:00~16:00 (11月~3月)
■料金:大人200円、子供:100円(中学生以下)
■電話:042-652-3072
■アクセス:高尾駅からバスで30分
まとめ
今もまだ豊富に残る歴史と自然を堪能できる八王子市。都心からもアクセスしやすい場所なので、いつでも自然を感じに行くことができます!
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